ショウガの根と地下茎は同じ?違いと活用法を徹底解説
ショウガの食用部分は地下にある肉厚の不規則な形をした球根で、実際には根ではなく地下茎(リゾーム)です。厳密にはショウガはリゾームですが、食用ショウガについては「根」と「リゾーム」という言葉がしばしば混同されます。ショウガは何世紀にもわたり薬草として、また料理素材として利用されてきました。原産は南アジアですが、現在は熱帯地域を中心に世界中で栽培されています。
リゾームとは
リゾームは植物が養分や水分を蓄えるための地下茎です。土壌の下を水平に伸び、そこから葉や花を出します。ショウガやアイリスなどのリゾームは、繁殖力が強く侵略的になることがあります。庭でリゾームを育てる場合は、秋に掘り起こして分割し、再植えることで増やすことができます。
ショウガの栽培方法
温暖な地域や熱帯気候に住んでいるなら、庭でショウガを育てることが可能です。スーパーで購入した新鮮なショウガのリゾームを、2〜3つの芽点があるセクションに切り分けて植えましょう。肥沃で水はけの良い土壌を好み、植えてから約5か月で収穫できます。若いショウガは甘みが強く香り高いですが、収穫が遅れるほど辛味が増します。医療用・料理用のショウガは、植えてから1年程度で収穫されることが多いです。
医療用途
- 吐き気の緩和:カプセル、砂糖漬けショウガ、ショウガティー、またはフレッシュショウガを絞って炭酸水に加えるなど、様々な形で摂取できます。
- 船酔いや乗り物酔いの予防にも有効とされています。
- 過去には関節炎、下痢、心臓疾患の治療にも用いられ、現在も風邪・インフルエンザ・月経痛の民間療法として親しまれています(メリーランド大学医療センター)。
料理での活用例
- 新鮮なショウガと乾燥した粉末ショウガは、和食・中華・タイ料理など幅広い料理に使用され、香りと程よい辛味を加えます。
- カレー粉、スパイスラブ、バーベキューソースの材料としても定番です。
- 甘味料理では、ジンジャークッキー、ジンジャーブレッド、ケーキ、パイなどに使用され、砂糖漬けショウガはお菓子やデザートのトッピングとしても人気です。
- 100gの生ショウガ(約1/4カップ)には、カロリー19kcal、炭水化物4g、カリウム100mg、カルシウム4mg、リン8mg、ナトリウム3mgが含まれます。
