ブラックコホシュの副作用一覧

ブラックコホシュ(Actaea racemosa)は、更年期障害や月経トラブルの緩和を目的に女性が使用することがありますが、効果を裏付ける決定的な科学的証拠はありません。北米原産のこのハーブは、一般的に薬剤相互作用は少ないとされていますが、個人差により軽度の副作用が出ることがあります。高用量での使用は稀に中等度の副作用を引き起こすことがあります。

妊娠・授乳・特定条件下での注意

  • 妊娠中の使用は流産リスクがあるため、絶対に避けてください。
  • エストロゲン様作用があるため、経口避妊薬の効果を低下させる可能性があります。
  • ランナクル科(Ranunculaceae)にアレルギーがある方は使用しないでください。
  • まれに肝障害や肝不全が報告されています。授乳中に使用する場合は必ず医師に相談してください。

頻度の低い軽度の副作用

  • 胃腸の不快感(胃痛、便秘)や脚の重だるさなどが報告されています。推奨用量であっても起こり得ます。

稀な副作用(高用量時)

  • 発汗、低血圧、徐脈、体重増加、めまい、吐き気、頭痛、嘔吐などが報告されています。自己判断で大量に摂取すると起こりやすくなります。

他の薬剤との併用によるリスク

  • サリチル酸系成分を含むため、アスピリンや血液凝固抑制薬と併用すると出血リスクが高まります。
  • 血圧降下作用があるため、ベータブロッカー(例:ロペッソール、トプロール)など血圧薬と併用しないでください。
  • タモキシフェンやノルバデックスなどの抗がん剤の副作用が増強される可能性があります。

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