パパイヤとコレステロール

伝説によると、クリストファー・コロンブスはパパイヤを「天使の果実」と呼んだと言われています。パパイヤはコレステロール対策に最適な健康果実の一つです。米国農務省(USDA)では、1日に2〜4食分の果物を摂取することが健康維持に不可欠としています。バランスの取れた食事と併せてパパイヤを取り入れれば、コレステロール管理に大いに役立ちます。

概要

  • パパイヤは梨形で黄金色の外皮を持ち、甘酸っぱい味が特徴です。果肉は濃いオレンジ色で、黄色やピンクの品種もあります。カロテノイド、ビタミンA・E・C、フラボノイド、B群ビタミン、葉酸、パントテン酸、カリウム、マグネシウム、食物繊維など、病気予防に役立つ栄養素が豊富に含まれています。

重要性

  • パパイヤには植物ステロールが含まれ、血中のLDL(悪玉)コレステロールを肝臓へ運び、体外へ排出させる働きがあります。コレステロールは肝臓で自然に生成されるほか、食事からも摂取されますが、LDLが血管壁にたまると動脈硬化の原因となります。

保護効果

  • ビタミンA・C・Eは強力な抗酸化剤で、LDLが酸化して血管壁に付着するのを防ぎます。この抗酸化作用はパラオキソナーゼという酵素の働きと連携しています。

    さらに、パパイヤは水溶性食物繊維が豊富で、特にLDLコレステロールの低下に効果があることが研究で示されています。

選び方

  • 米国ではハワイ産とメキシコ産のパパイヤが主に流通しています。熟度が高いほど抗酸化物質が豊富です。選ぶ際は皮が黄色く、軽く押すと少し柔らかいものを選びましょう。熟したパパイヤの果肉はジューシーで、カンタロープに似た甘さがあります。

副作用と注意点

  • パパイヤはビタミンやミネラルが豊富ですが、ラテックスアレルギーがある人は注意が必要です。未熟なパパイヤにはパパインと呼ばれる乳白色のラテックスや、消化酵素のキチナーゼが含まれ、ラテックス・フルーツアレルギー症候群を引き起こすことがあります。

    過剰に摂取すると、皮膚や爪が黄色橙色になるカロテン血症になることがありますが、これは一時的なもので数ヶ月で改善します。

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