ゴボウ根粉末の用量と副作用

ゴボウ(Arctium lappa)は、ヨーロッパ、アジアの一部、米国原産のキク科植物です。伝統医学では、根を乾燥させ粉末にし、胃腸障害、関節炎、皮膚トラブルなどに用いられてきました。現在もサプリメントとして利用されていますが、過剰に摂取すると副作用が出ることがあります。

アレルギー反応

臨床的な用量指針は乏しいものの、従来は根2gが目安とされています。適量・短期間の使用であれば安全と考えられますが、ラグウィードやデイジーにアレルギーがある人はゴボウに対してもアレルギー反応を起こす可能性があります。皮膚に貼るゴボウパッチでも同様です。ペクチンに過敏な人は注意が必要です。

利尿作用

ゴボウ根粉末は利尿作用があり、すでに脱水状態にある人や利尿薬を使用している人では尿量が増えてさらに脱水を招く恐れがあります。電解質バランスが乱れ、カリウムやナトリウム濃度に影響を与えることも考えられます。特にHIV患者で注意が必要です。

血糖値への影響

限られた研究では、ゴボウが血糖値を上昇させる場合と低下させる場合が報告されています。糖尿病や低血糖の方、血糖降下薬を使用中の方は医師に相談してから使用してください。

その他の副作用と注意点

動物実験で子宮刺激作用が示唆されているため、妊娠中の使用は避けるべきです。授乳中の女性も注意が必要です。また、ゴボウに含まれるタンニンが高濃度になると肝臓や腎臓にダメージを与える可能性があります。薬剤や他のサプリとの相互作用も考えられるため、既存の持病がある方や服用中の薬がある方は必ず医師に相談してください。

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