アプリコットの種の利点は何ですか?

アプリコット(Prunus armeniaca L.)はロシアと中国の国境付近が原産とされ、少なくとも3,000年前から中国で栽培されてきました。英系入植者が米国東海岸に、スペイン探検家がカリフォルニアの修道院にそれぞれ持ち込みました。アプリコットの種は「カーネル」と呼ばれ、硬い殻に包まれたアーモンドに似たナッツです。

種類

  • 甘い種と苦い種の2種類があります。苦い種は淡い白色で苦味があり、アミグダリン(レトリル、ビタミンB17)を多く含み、摂取するとシアン化物が放出され健康リスクがあります。甘い種はアミグダリン含有量が低く、一般的に安全とされています。米国食品医薬品局(FDA)は毒性植物データベースでアプリコットカーネルを有害植物として掲載し、甘苦の区別はしていません。

効能・利用法

  • アプリコット種子に含まれるレトリルの効果については議論が続いています。ロンドンのアキュパンクチャークリニック「Asante Academy of Chinese Medicine」では、咳や呼吸困難の緩和、腸の潤滑・リラックスに有効と紹介。中国の臨床報告では、苦い種子が抗菌・抗腫瘍作用を持ち、進行肝癌患者の疼痛緩和に役立つとされています。一方、米国国立がん研究所(NCI)はレトリルのがん抑制効果を裏付ける十分な証拠はなく、免疫機能の向上や一次腫瘍の成長抑制の可能性は示唆されるものの結論は出せていません。FDAはレトリルをがん治療薬として承認していません。

スキンケア

  • 乾燥させたアプリコット種子から抽出したオイルは皮膚への浸透性が高く、保湿や柔軟化に優れます。ビタミンA・C・Eを豊富に含み、乾燥・刺激・成熟肌に効果的です。エラスチックと弾力を保ち、軽いナッツの香りが特徴で、クリームやローション、化粧品に広く使用されています。マッサージ用のキャリアオイルとしても人気があり、油残りが少ない点が評価されています。ビタミンEは抗酸化作用があり、フリーラジカルによる細胞損傷を防ぎ、創傷治癒や血行促進を助けます。種子を砕いてフェイスマスクやスクラブに混ぜると、血行改善や老廃物除去に役立ちます。

料理

  • 甘い種も苦い種も、菓子、焼き菓子、リキュールなどに利用されます。風味がアーモンドに似ているため、代用としても用いられます。

以上がアプリコット種子の主な利用法と注意点です。

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