インド産の薬用ハーブ
インドは中国に次ぐ世界第2位の薬用ハーブ生産国です。ヒマラヤ、アラヴァリ、ニルギリ山脈などに自生するハーブは、葉・花・種子・樹皮・根と多様な部位が利用され、ティーや料理に加えるだけでなく、直接塗布しても効果があります。以下に、インドでよく使われる薬用ハーブをご紹介します。
アスパラガス
北インドの高地ジャングルに自生するアスパラガスの球根は、鎮痛、催淫、催乳作用があるとされ、神経過敏や不眠、食欲不振、不妊症の改善にも用いられます。また、喉の感染症や気管支炎、尿路トラブルにも効果が期待されています。
アロエベラ
インド南部・南西部に多く分布するアロエベラは、主に花と根が利用されます。葉肉のジェルは日焼け後の炎症や皮膚炎、虫刺され、切り傷、やけどの治療に広く使われ、鎮痛・消毒効果があります。経口摂取により、胸焼け、喘息、関節炎の緩和も期待されています。
バジル(オスマンバジル)
インド全土で栽培されるバジルの葉と種子は、料理だけでなく薬用としても利用されます。抗酸化・抗ウイルス・抗菌作用があり、脳、肺、心臓、膀胱、腎臓の疾患に効果があるとされています。ストレス緩和や糖尿病、目の疾患、風邪の症状緩和にも用いられます。
ゴツコラ(Gotu Kola)
インドの湿地や沼地に自生するゴツコラは、全草が薬用です。かつてはハンセン病の治療に使われ、抗炎症・抗ウイルス・抗菌・抗不安作用があります。葉は熱、血圧上昇、潰瘍の治療に、根は赤痢の緩和に用いられます。
ヘナ
乾燥した森林に生えるヘナは、仮装タトゥーの原料として有名ですが、花・葉・果実も薬用です。皮膚の傷や胃潰瘍、気管支炎、赤痢の改善に使われ、利尿作用もあります。
レモングラス
インドの熱帯草原に自生するレモングラスの葉と根は、料理の香味付けだけでなく、消化促進やデトックス効果があります。レモングラスオイルは脂性肌や髪のケアにも利用されます。
