ヴィンカメジャー(ペリウィンクル)の医療利用と注意点

ヴィンカメジャーは、地中海沿岸原産の常緑低木で、観賞用や薬用として世界各地で栽培されています。粘膜の保護に関わるさまざまな症状の治療に用いられますが、使用には注意が必要です。また、米国の河川沿いの生態系に侵入しやすく、在来植生に脅威を与えることがあります。

収斂剤(アスタンジェント)

ヴィンカメジャーは収斂剤に分類され、組織を収縮させ粘膜の分泌を抑える作用があります。

ビンカミン

ヴィンカメジャーに含まれる主要なアルカロイドの一つがビンカミンです。アルカロイドは医薬品の原料として広く利用され、局所麻酔薬やモルヒネ、キニーネなどと同様に、様々な薬剤に用いられます。

レセピン

もう一つの主要成分はレセピンで、高血圧を下げる効果が知られています。

調剤例

  • ヴィンカメジャーを原料とした軟膏は皮膚の炎症を和らげます。
  • 乾燥葉を用いたお茶は腸や肺の閉塞を解消し、出血を抑えるとされています。

使用上の注意

大量に摂取すると有毒になるため、医療目的で使用する際は必ず慎重に扱ってください。

環境への影響

グローバル侵入種データベースによると、ヴィンカメジャーは庭園から自然へ逃げ出し、米国の河川沿いの森林において在来植生を脅かす侵入種とされています。

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