痛み緩和のためのハーブの準備

ハーブ療法は古代から利用されてきましたが、マリランド大学医学センターによれば、痛み緩和に用いられるハーブの有効成分はほとんど特定されていません。また、効果を検証した研究は一貫した結果を示しておらず、米国食品医薬品局(FDA)はこれらを「栄養補助食品」と分類していますが、科学的根拠のない効能表示が氾濫しています。

デビルズ・クロー、ホワイトウィローバーク、カイエンペッパー

  • デビルズ・クロー(Harpagophytum procumbens)、ホワイトウィローバーク(Salix alba)、カイエンペッパー(Capsicum frutescens)は、痛み緩和を謳う代表的なハーブです。トロント大学医学研究所の2007年の研究では、これら3種が偽薬よりも腰痛を有意に軽減したと報告されています。また、サンパウロ連邦大学の2004年の研究では、デビルズ・クローが熱刺激による痛みを抑える「保護効果」を示し、抗炎症作用も確認されました。ただし、ハーブ製剤の研究はサンプル数や副作用の検討が不十分である点が指摘されています。

ユッカ植物

  • ユッカは米国南西部に自生し、根や茎から抽出したお茶は心臓疾患、喘息、発熱、頭痛、感染症、月経痛、関節炎など多様な症状に用いられてきました。2002年の研究で抗酸化作用が確認されていますが、痛み緩和に対する有効性を示す臨床試験は行われていません。それにもかかわらず、サプリメントとして「痛みを和らげる」効果が宣伝されています。

「最も効率的な」7つのハーブ系鎮痛剤(NutraLegacy.com)

  • NutraLegacy.com が独自に選んだ「最も効率的な」7種は、グルコサミン・コンドロイチン、カプサイシン、魚油、ボスウェリア、アルニカ、ターメリック、ホーリーバジルです。これらの順位付けには臨床データや科学的根拠がなく、マーケティング目的の情報に過ぎません。同社は「健康で充実した生活を送るための正確な情報」を提供すると掲げています。

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