双極性障害(躁うつ病)に効果的なハーブとサプリメント

双極性障害は、ホルモンや神経伝達物質のバランスが崩れることで起こる精神疾患です。薬物療法に加えて、自然由来のハーブやサプリメントを取り入れることで症状の緩和が期待できます。以下に代表的なものとそのポイントを紹介します。

5-HTP

5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)は、セロトニンの前駆体です。セロトニンは「幸福ホルモン」と呼ばれ、気分や睡眠リズムの調整に関与します。5-HTP のサプリメントは、不安、イライラ、不眠、軽度のうつ症状の緩和に用いられ、1日あたり200〜300 mgが目安とされています。

ラベンダー

ラベンダー精油は、緊張性頭痛の緩和やリラクゼーション促進に古くから利用されています。軽い気分の落ち込みにも効果が期待でき、マッサージオイルやディフューザーでの使用が一般的です。純粋なエッセンシャルオイルは、舌に1〜2滴、または水やハーブティーに2滴加えて内部摂取することも可能ですが、過剰摂取は中毒の恐れがあるため注意が必要です。

セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort)

セイヨウオトギリソウは自然由来の抗うつ剤として広く知られています。補完医療研究センターの研究では、ハイパーシム抽出物がプラセボよりも重度うつ病の改善に有意な効果を示しました。ただし、他の抗うつ薬との相互作用があるため、併用は避けてください。1日300 mgを1〜3回服用し、効果が現れるまで6〜8週間継続することが推奨されます。

オメガ3脂肪酸

双極性障害の患者は必須脂肪酸が不足しがちです。魚油や亜麻仁油などのサプリメントでオメガ3を補うと、症状の安定に寄与します。また、葉酸やビタミンB12が不足していることもあるため、1日あたりオメガ3を6 g、ビタミンB12を200 µg、B群サプリメントを併用すると良いでしょう。

注意事項

双極性障害は激しい気分変動や自殺リスクを伴うため、ハーブやサプリメントの使用を開始する前に必ず医師や医療専門家に相談してください。処方薬を自己判断で中止することは絶対に避けましょう。

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