エキゾチックな植物で病気を癒す方法
歴史と人々
古代から植物やハーブは治療に利用されてきました。ギリシャの風刺作家ルシアンがヘラクレスにアスクレピオスを「根掘りの旅人」や「放浪の医者」と呼んだ逸話に見られるように、ハーブには神秘的なイメージが付きまといます。実際、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・アメリカ大陸の人々は、数千年にわたりさまざまなハーブやエキゾチック植物で病を治してきました。
代表的な人物として、ニコラス・カルパー(1616‑1654)の『完全ハーブ辞典』や、唐代の孟沈(621‑713)の『本草』、明代の李時珍(1518‑1593)の『本草綱目』が挙げられます。スイスのヨハン・クエンツレ(1857‑1945)も1911年に出版した『ハーブと雑草』で、100万部を超える人気を博しました。
ハーブや植物が選ばれる理由
現代医薬は高純度の化学物質で「銃弾」のように狙いを定めて作用しますが、ハーブはビタミンやサプリメントに近い存在です。風邪からがんまで、何世紀にもわたって多くの症状に利用されてきました。米国や欧州でも研究は続いており、世界中で実践的に用いられています。
家庭で育てたいハーブ
- アロエベラ:内服・外用どちらでも使え、湿疹や日焼けなどあらゆる皮膚トラブルに効果的です。
- ペパーミント:胃のむかつきにはペパーミントガムや葉、ティーが有効です。
- エキナセア:風邪やインフルエンザの症状緩和に使われ、抗ウイルス効果が期待されています(がんやエイズへの効果は未確認)。
- ニンニク:抗菌作用があり、コレステロールや血圧の低下、がんリスク低減にも寄与します。
よりエキゾチックな植物
インドで「ニーム」と呼ばれるAzadirachta indicaは、葉が若い時に食べると病気予防に、乾燥葉は蛾除けとして使われます。ニームの実から抽出したオイルは、ハンセン病や皮膚疾患に効果があります。
また、Yerba Moraというつる性植物は、カモミールと合わせると打ち身や腫れ、胼胝の改善に、カールド・ドックと組み合わせると皮膚病の治療に役立ちます。
ハーブの学び方
ハーブの専門資格がなくても使用は可能ですが、正しい知識は必須です。植物の見分け方、用途、相互作用、摂取の安全性を学びましょう。書店やオンラインでハーブの入門書を手に入れ、健康食品店で実物に触れながら基礎を固めることをおすすめします。
