ボルドの副作用と注意点

識別

ボルド(学名:Peumus boldus)は、南米の乾燥地域原産の常緑樹です。モニミア科に属し、幅広く楕円形で革のような葉と、強い香りの白または黄色の花が特徴です。樹高は約7.5メートルに達することもあり、低木としても育ちます。雌雄異株で、雌株は黄色がかった緑色の芳香性で食用可能な実をつけます。

利用法

先住民は肝臓や胆石の治療に長く利用してきました。乾燥葉や樹皮をティンクチャーにしたり、直接摂取したりして、消化不良や痙攣といった胃腸症状の自然療法やホメオパシーとして用いられます。また、食欲・消化促進剤、利尿剤、緩下剤としても利用されます。

食用になる実はスパイスとして料理に使われ、葉はベイリーフの代わりに調理に利用されることがあります。

歴史的には樹皮が皮なめしに、木材が木炭に利用されました。

注意点

ボルドは米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けておらず、確固たる臨床試験は行われていません。使用前に医師に相談してください。妊娠中・授乳中の方、肝臓や腎臓に問題がある方は使用を避け、長期間の使用は推奨されません。

主な副作用

ボルドの主要成分の一つである揮発性油「アスカリドール」は腎臓を刺激する可能性があります(アスカリドール除去製品もあります)。揮発性油は過剰摂取で毒性を示すことがあります。ボルドは中枢神経刺激作用があり、発作、反射過敏、協調運動障害を引き起こすことがあります。また、肝臓や腎臓の疾患を悪化させる場合があります。

薬物相互作用

ボルドは中枢神経系薬、ワルファリンなどの抗凝固薬の効果を増強する可能性があるため、併用は避けるべきです。現在他の薬を服用中の方は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

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