ブラックコホシュの副作用と注意点

ブラックコホシュは北米原産のキンポウゲ科のハーブで、別名としてブラックスネークルート、バグベイン、マクロティス、ラトルルート、ラトルウィードなどがあります。更年期障害(ほてり、夜間の発汗、膣の乾燥)の一時的な緩和に効果があるとされていますが、臨床研究は約6か月と短期間です。

歴史

ブラックコホシュは先住民アメリカ人によって薬草として利用され、19世紀のアメリカではマラリア、リウマチ、喉の痛み、咳、風邪、じんましん、便秘、腰痛、肺・腎疾患、そして不妊症や月経異常、分娩時の疼痛緩和、分娩誘発、流産危機、卵巣・子宮の炎症など、幅広い症状に対する家庭療法として用いられました。

入手方法

地下部の根や茎は新鮮または乾燥状態で販売され、濃いお茶、液体エキス、カプセル、錠剤などに加工できます。使用前に医師と相談し、他の薬との相互作用や副作用のリスクを確認してください。

副作用

  • 胃部不快感、頭痛、便秘、心拍数の遅延または不整脈、血圧低下、吐き気、嘔吐、脚の重だるさ、体重変動、骨密度低下による骨粗鬆症
  • 高用量でのめまい、発汗、視覚障害

重篤な副作用

肝臓に障害がある方は使用を避けるべきです。ブラックコホシュは肝炎や肝不全を引き起こす可能性があり、暗色尿、腹痛、皮膚や眼白の黄変などの症状が現れます。発生頻度は低いものの、注意が必要です。

注意点

  • 同名の「ブルーコホシュ」とは異なる植物で、ブルーコホシュは新生児に有害な影響を及ぼすことがあります。
  • 天然のブラックコホシュにはサリチル酸が含まれており、アスピリンにアレルギーがある人は注意が必要です。市販製品中の含有量は不明です。

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