耳鳴りを和らげるハーブと自然療法

耳鳴り(ティンティタス)は、単独の疾患というより他の健康状態の症状として現れることが多く、75%以上の聴覚障害で耳鳴りが報告されています。完全な治療法はまだ見つかっていませんが、自然の力を利用した対策で症状を軽減できる可能性があります。

ハーブ

  • イチョウ(銀杏):血流障害が原因で耳鳴りがある場合、イチョウ葉エキスが有効とされています。パデュー大学薬用植物学教授のヴァロ・E・タイラー博士は、1日120 mgのイチョウ葉エキスを推奨し、効果が現れるまでに2〜3か月かかるものの、長期的な血流改善が期待できると述べています。
  • 野生オレガノ(Origanum vulgare):認定ハーバリストのマシュー・ウッド氏は、耳鳴りに対して野生オレガノを毎日半カップ(約120 ml)生で摂取するか、乾燥オレガノを1カップを水に5分浸したお茶として飲むことを勧めています。

ミネラル

  • マグネシウム:マグネシウム不足が耳鳴りと関連すると指摘されています。ペンシルベニア州ミルフォードの研究者ポール・ヤニック博士は、ほうれん草・種子・豆類・ナッツ・未精製穀物など、マグネシウムを豊富に含む食品を日常的に摂取することを推奨しています。
  • 亜鉛:トルコ・アンカラの耳鼻咽喉科医、H. ネディム・アルダ博士の研究では、内耳と聴神経のシナプスに亜鉛が高濃度で存在し、亜鉛が減少すると耳鳴りが出やすくなることが示されました。高用量の経口亜鉛サプリメントを継続的に摂取した患者は、血中亜鉛濃度が正常または高い状態で耳鳴りが改善しました。

ビタミン

  • ビタミンB12:American Journal of Otolaryngology に掲載された研究によると、耳鳴りを訴える患者の多くがビタミンB12欠乏であり、特に騒音曝露が原因のケースで欠乏が顕著でした。ビタミンB12不足は聴覚経路の機能不全と関連していると考えられます。

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