耳鳴り治療に役立つギンコ・ビロバの活用法
耳鳴りは、頭の中で音が鳴る感覚を伴う症状で、リング音やブンブン音、クリック音、雑音などが断続的または持続的に聞こえます。米国耳鳴り協会によると、約5,000万人が耳鳴りを経験し、そのうち約1,200万人が医療機関を受診、約200万人が日常生活に支障をきたすほどの重度とされています。
ギンコ・ビロバとは
- 別名「イチョウ」と呼ばれるギンコ・ビロバの葉と種子を乾燥させた抽出物です。米国では記憶力や集中力の向上サプリとして販売されていますが、中国伝統医学では何世紀にもわたり耳鳴りの治療に用いられてきました。
- 医学的に耳鳴り治療効果を裏付ける研究は限定的ですが、アーカンソー大学は脳への血流改善が耳鳴りや頭痛、血行不良による症状の緩和につながる可能性があると指摘しています。
耳鳴りに対するギンコ・ビロバの使用法
- サプリメント、GBE抽出物、ティーなどで入手可能です。一般的な目安は乾燥抽出物40 mgを1日3回、または製品ラベルの指示に従って服用します。効果が現れるまで2週間から3か月かかることがあります。
- 生のイチョウの種子は絶対に摂取しないでください。乾燥させないと有毒なギンコトキシンが残り、過剰摂取すると致死的な濃度に達する恐れがあります。
- 2000年にバーミンガム大学が実施した研究では、ギンコ・ビロバはプラセボと比べて有意な効果は示さなかったと報告されています。12週間で1日3回50 mgを服用した360人中34人が改善を報告したのに対し、プラセボ群は35人でした。
使用上の注意点
- 血液循環を促進するため、抗凝固薬を服用中や手術予定がある方は医師に相談してください。また、妊娠中・授乳中の使用についても必ず医師の指示を仰ぎましょう。
- 胃の不快感、めまい、頭痛、皮膚の発疹などの症状が出た場合はアレルギーの可能性があります。直ちに使用を中止し、医師に相談してください。
