クローブオイルの概要と活用法

特徴

クローブオイルはシナモンに似た、温かみのあるウッディで甘くスパイシーな香りが特徴です。インドカレーやクリスマスハムのグレーズなど、少量でも強い香りが際立つため、料理や香料に少量ずつ使用されます。

歴史

クローブオイルの利用は紀元前220年にさかのぼり、当時は口臭を和らげるために用いられました。ルネサンス期には抗菌作用を活かしてペストの予防に使われ、東洋風の香水にも取り入れられました。また、歯科分野では軽度の歯痛や歯肉炎に対する局所麻酔として歴史的に使用されています。

治療効果

広範囲の抗菌・抗菌寄生虫・殺虫・殺菌作用があり、リビドー増進、疥癬(かいせん)駆除、腸内寄生虫の排除、膨満感の緩和に効果があります。さらに、結核菌に対して有効とする研究報告もあります。

使用方法

  • 吸入:風邪やインフルエンザの予防、消化促進、体力回復に効果的です。
  • 歯痛:綿球に数滴垂らし、痛む歯に直接当てます。
  • 筋肉痛・捻挫:入浴時に1滴加えるか、1杯(約15 ml)の植物油に1滴混ぜて患部をマッサージします。
  • ハチ刺傷:患部に直接1滴垂らし、炎症を抑えます。

注意事項

妊娠中の使用は避けてください。皮膚刺激を起こすことがあり、過量(0.5 ml/kg)では中枢神経抑制や痙攣、肝臓の麻酔状態を引き起こす恐れがあります。子どもの手の届かない場所に保管してください。

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