手の汗を抑える天然ハーブガイド

ハーブは何千年もの間、世界中でさまざまな症状の治療に利用されてきました。近年では、薬の原料となるだけでなく、単独で効果が認められるケースも増えています。特に不安や緊張が原因で起こる過剰な発汗(手の汗)には、いくつかのハーブが有効とされています。

セージ(Sage)

研究は少ないものの、ハーブ専門家はセージが神経を落ち着かせ発汗を抑えると提案しています。代表的な使い方は、濡らしたセージのティーバッグを手のひらに約10分置く方法です。また、1カップの熱湯に大さじ約3½を加えてお茶にし、1日1回飲むことも推奨されます。

セイヨウハマゴウ(St. John's Wort)

過剰な発汗は不安やストレスが原因であることが多いです。セイヨウハマゴウは鎮静作用があるため、発汗の緩和に利用されます。ただし、メリーランド大学医学センターは他の薬剤との相互作用が多いことを警告しているため、使用前に医師と相談してください。

カヴァ(Kava)

米国国立補完代替医療センターは、カヴァが主に不安緩和に用いられるとしています。この鎮静効果が発汗の抑制にもつながりますが、FDAは肝臓障害のリスクを指摘しているため、注意が必要です。

シシンダ(Schisandra)

五味子(シシンダ)は、発汗だけでなく咳や喘鳴、下痢の改善にも用いられます。メモリアル・スローン・ケタリング癌センターは、シシンダに含まれるリグナンが効果の要因と考えていますが、ヒトでの十分な研究はまだ行われていません。

白芍薬根(White Peony root)

中国のハーブ医師は白芍薬根を血液を整える「血の調整剤」と位置付けています。血流改善や血のバランスを整えることで、過剰な発汗を抑えるとされています。使用例としては、濡らしたティーバッグを手に当てる方法や、1日2杯のティーとして飲む方法があります。

使用上の注意

ハーブは他のハーブや処方薬と相互作用することがあります。また、特定の疾患を持つ方や妊娠中の方には副作用が出る可能性があります。必ず医師に相談したうえで使用してください。

ハーブ療法 - 関連記事