高血圧に効くハーブ療法
血液が血管を流れる際に圧力がかかります。塩分の多い食事や肥満、運動不足などが原因で血圧が上昇します。適正体重で定期的に運動していても血圧が高いことがあります。生活習慣だけで血圧を正常に保てない場合、ハーブ療法を取り入れることを検討してみてください。
にんにく
アラバマ大学バーミングハム校(UAB)の研究によると、にんにくを摂取すると体内で硫化水素(H2S)が生成され、赤血球からも少量放出されます。この作用により実験動物の平滑筋が最大72%まで弛緩し、血圧が低下するとされています。
山査子(ホーソン)
山査子(Crataegus oxyacantha)は、茶やサプリメントとして摂取すると血管拡張作用があり、血流が増えて血圧が下がります。通常は1日3回の服用が推奨されています。
ヤドリギ
ヤドリギ(Viscum album)も血管拡張剤です。古くから薬用として利用され、「万能薬」の別名を持ちます。毒性があるため、ベリーなどの生の部分は避け、必ず加工されたサプリメント形態で摂取してください。
インドナス(ラウウォルフィア)
インドナス(Rauwolfia serpentina)は、米国やカナダで処方薬の成分として使用されているほか、市販のサプリメントやチンキとしても入手可能です。妊娠中や授乳中の女性は使用しないでください。熱帯性の植物で、種から栽培できます。
シベリアジンセン(エレウテロ)
シベリアジンセンはアダプトゲンで、ストレスに対する体の適応を助けます。コレステロール低下にも用いられ、高血圧の方はチンキやお茶として摂取できます。アジアやアメリカのパンジンセンとは異なる植物である点に注意してください。
ブドウ種子エキス
カリフォルニア大学デイビス校の研究では、ブドウ種子エキスを1か月間摂取した被験者の血圧が有意に低下したことが報告されています。
注意事項
高血圧は「沈黙の殺人者」と呼ばれ、放置すべきではありません。血圧が危険なほど高い場合は、必ず医師に相談し、適切な治療方針を決めてください。ハーブ療法は副作用の可能性があります。使用時は指示に従い、異常が現れたら直ちに中止し、専門家に相談しましょう。
