ホーソーンベリーの用途とは?
食用と飲料
ホーソーンの実(ホーソーンベリー、通称「ホー」)は、何世紀にもわたり食用に利用されてきました。ジャムやゼリー、フルーツパイの材料として収穫され、生のまま食べたり、他の料理のアクセントとして使われます。中世ヨーロッパでは薬用としても評価されました。
循環器系の疾患
大学の研究では、高血圧や血行不良の人がホーソーンサプリメントを摂取すると改善が見られました。2型糖尿病患者でも血圧低下が報告されています。サプリは主にベリー、花、葉を配合しています。服用前に医師と相談してください。心臓薬と併用しても概ね安全とされています。
コレステロールとプラーク
ホーソーンベリーに含まれる抗酸化物質は、血中のLDL(悪玉コレステロール)を減少させます。実験では、ベリーが体内のコレステロール生成を抑制し、動脈硬化の原因となるプラークの形成を防ぐことが示されています。
心不全
軽度から中等度の心不全症状に対するホーソーンの効果は多数の研究で確認されています。数週間の摂取で心機能が向上し、薬剤使用量が減少、循環障害や呼吸困難といった症状が軽減されました。患者は運動耐性が向上し、血流改善や血管強化に寄与するフラボノイドとオリゴメリックプロシアニジン(OPC)が主な有効成分と考えられています。
狭心症
中世以来、狭心症(胸痛)の緩和にホーソーンが用いられています。血管が狭くなることで起こる胸痛に対し、血流促進作用のあるフラボノイドとOPCが圧力を和らげます。ホーソーンを摂取した患者は、胸痛なく長時間の運動が可能になります。現在はベリー単体よりも、葉や花を含むサプリが主流です。
