大ペリウィンクルエキス(ヴィンポセチン)の効果とは?

Vinca major(大ペリウィンクル)は、ヨーロッパ・アジア原産の常緑つる性植物で、青い花が特徴です。種子から抽出されるヴィンポセチンは、古くから民間療法で用いられ、近年の研究で血管系や脳機能に有益な効果が確認されています。

収れん作用

ヴィンポセチンは乾燥作用があり、過多な出血を抑える効果が期待できます。月経過多、鼻血、歯茎出血、潰瘍性大腸炎などの症状に対して、サプリメントとして使用されることがあります。

血管系への効果

Soltiらの研究では、ヴィンポセチン摂取により血流が改善し、高血圧性脳症、間欠性脳血流不足、脳動脈硬化などが緩和されたと報告されています。また、加齢黄斑変性や前庭機能障害の改善、脳卒中の発症頻度低減にも寄与する可能性があります。

酸素供給促進

1990年の研究(Tohgiら)では、ヴィンポセチンが血液中の酸素放出を増加させ、脳細胞への酸素供給を高めることが示されました。この効果は、ビンスワンガー病やアルツハイマー病などの認知症治療に有用と考えられています。

認知機能向上

英国の研究者Bhatti Hindmarchらの実験では、ヴィンポセチンが短期記憶を有意に改善することが確認されています。血流と酸素供給の向上により、記憶力や注意力のパフォーマンスが高まります。

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