デグリシルリジン化リコリス(DGL)とは?

リコリス(甘草)について

リコリスの根は、古代中国や西洋のハーブ療法で長い歴史を持ちます。消化管や肺の粘膜を鎮静させる作用があり、咳や喉の痛み、胃炎、粘膜刺激に対して用いられます。デトックスや浄化のレシピでも頻繁に使用される代表的なハーブです。

グリチルリチン(グリチルリチン酸)とは

グリチルリチンは甘草根に含まれる主要な有効成分です。Dr. Sharol Tilgner は『Herbal Medicine from the Heart of the Earth』で、グリチルリチンが白血球の炎症部位への移動を促進し、免疫関連物質の活性化を高めることで炎症を抑えると述べています。また、コルチゾールやコルチコステロイドの分解を阻害し、これらホルモンの抗炎症効果を増強します。

グリチルリチンの副作用

長期間大量に摂取すると、ナトリウムの再吸収が促進され、水分貯留や血圧上昇を招くことがあります。そのため、高血圧、心不全、腎・肝疾患のある方や妊娠中の方は甘草根の摂取を避けるべきです。

DGL(デグリシルリジン化リコリス)の用途

DGL は甘草からグリチルリチンを除去した製品で、血圧への影響を抑えています。妊娠中でも安全とされ、高血圧や肝・腎障害のある方にも使用できます。主な目的は消化管の刺激を和らげることで、グリチルリチンが除去されたため、デトックスや抗炎症作用は期待できませんが、粘膜の保護に優れています。

DGL の禁忌・注意点

現在のところ、DGL に特有の禁忌は報告されていません。ただし、チュアブルや粉末形態の苦味が苦手な方もいるため、摂取方法は好みや体質に合わせて選んでください。

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