石灰岩を構成する化学元素
石灰岩は炭酸カルシウム(CaCO₃)からなる堆積岩で、建築資材や石灰、セメント、ガラスの原料として広く利用されています。また、粉砕した石灰岩は湖や土壌の酸性を中和するためにも用いられます。
カルシウム (Ca)
カルシウムはアルカリ性で銀白色の金属で、宇宙で13番目に多い元素です。石灰岩に水が浸透するとカルシウムが溶け出し、洞窟の天井や床に石筍・石柱として沈着します。
炭素 (C)
炭素は自然界で遊離元素として黒鉛やダイヤモンド、フラーレンなどの形で存在しますが、ほとんどは二酸化炭素や炭酸塩といった化合物として見られます。既知の炭素化合物は約1,000万種に上り、代表的なものに一酸化炭素、二硫化炭素、メタン、エチレン、二酸化炭素があります。
酸素 (O)
酸素は非常に反応性が高く、多くの元素と化合物を形成します。太陽で3番目に多い元素で、地球の大気の21%を占め、地殻の質量の約49.2%を構成します。石灰岩では、1つの炭素原子に対して3つの酸素原子が結合し、イオン性炭酸塩を作ります。
