外耳を構成する主な構造とは?
聴覚は音を捉えて意味付けする複雑なプロセスであり、米国言語聴覚協会(ASHA)によれば、外耳は出生時にすでに完全に形成されています。外耳は主に耳介(ピンナ)、外耳道、耳たぶ(ロブール)の3つの構造から構成され、音波を集めて外耳道へ導く役割を担います。
耳介(ピンナ)
耳介は軟骨で形を保ち、皮膚などの柔らかい組織で覆われているため、柔軟性があります。音波を捕らえる「集音器」の役割を果たし、外耳道へ音を導きます。
胎児では受精後約60日目に原始的な耳介が形成され、妊娠4か月頃には最終的な形が完成します(Otolaryngology Online)。
外耳道
外耳道は約2.5cm(1インチ)ほどの長さで、耳介の外側から鼓膜(鼓膜)まで続きます。軟骨に皮膚が覆われ、耳垢(ワックス)を分泌する腺があり、虫やほこりなどが鼓膜に到達するのを防ぎます(ASHA)。
胎児では妊娠28週目までに外耳道が形成されます(Otolaryngology Online)。
耳たぶ(ロブール)
耳たぶは耳介の下部に位置する柔らかい肉状の部分で、外耳唯一の軟骨を含まない領域です(Encyclopaedia Britannica)。
研究によると、インド北西部の1歳から80歳までの男性260名を対象にした調査では、インド人の耳たぶは白人や日本人に比べて小さい傾向が見られました(Wiley Online Library)。
