熱帯地域での省エネヒント

熱帯は赤道に近い地域で、アフリカ、中央・南アメリカ、東南アジア、北オセアニアの広範囲が含まれます。年間を通して高温が続く熱帯気候では、エネルギー消費を抑える工夫が重要です。太陽熱を利用した給湯、受動的太陽設計の住宅、緑のシェード活用などが効果的です。

太陽エネルギーで給湯する

  • 太陽熱温水システムは、太陽コレクターと貯蔵タンクから構成されます。タンク内では、密度の高い冷水が底部に、コレクターから流れ込む軽い温水が上部にたまります。コレクターは太陽熱を効率的に吸収するチューブ状で、循環水が通ります。ブラジルの発明家ホセ・アラノは、リサイクルプラスチック瓶で簡易太陽パネルを作る方法を提案しています。

受動的太陽設計の住宅を建てる

  • 受動的太陽設計とは、窓・壁・床を太陽光や熱を集め・分配できるように設計し、寒い夜間や冬季に熱を蓄え、暑い日中は放散させる住宅です。機械的なファンや電気制御を使わないため「受動的」と呼ばれます。主な要素は大きなガラス窓、屋根の張り出し、ブラインド、白や淡い色の室内装飾などです。

植栽で日陰を作る

  • 暑く日差しの強い地域では、住宅周辺に樹木や低木を植えることで、ファンやエアコンの使用を抑えられます。樹木は周囲の気温を約5℃(約9°F)下げ、舗装面からの放射熱を遮断します。また、蒸散作用により水蒸気が放出され、涼しい環境を保ちます。

その他の代替療法 - 関連記事