マッサージ療法が過剰なコルチゾール産生に与える影響

コルチゾールと気分

視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸の過剰な活性化によりコルチゾールが過剰に分泌されると、不安やストレスが増加し、気分が落ち込みやすくなります。持続的なコルチゾール分泌とHPA軸の機能異常は、疲労感や精神的な障害を引き起こすことがあります。

コルチゾール低下の効果

多数の研究で、マッサージ療法を受けた人のコルチゾール濃度が低下することが示されています。2005年に『International Journal of Neuroscience』に掲載されたティファニー・フィールド博士らのレビューでは、ストレスやうつ状態の被験者がマッサージを受けた結果、約30%のコルチゾール減少が報告されています。

また、2006年の『Annals of Behavioral Medicine』に掲載されたロウラー博士とキャメロン博士の研究では、週1回のマッサージ治療を受けた参加者のコルチゾールレベルと片頭痛の頻度がともに減少したことが明らかになりました。

ストレス緩和効果

高コルチゾールは高ストレス・不安と関連しているため、マッサージ療法はコルチゾールを下げることでストレスを軽減します。リラクゼーション効果により、ストレスフルな思考や感情から注意をそらし、全身の血流を促進することが主な要因です。

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