アルカリ水の保存によるリスクとは?

アルカリイオン水は、一般的な水道水に比べてミネラルや抗酸化物質が多く含まれ、保水力の向上やカルシウム不足の改善、体内の酸性化抑制に役立ちます。家庭用の水イオン化装置を蛇口に直接取り付ければ、毎日手軽にアルカリイオン水を得られますが、生成後はなるべく早く飲むことが重要です。保存すると、アルカリ水本来の効果が失われる可能性があります。

適切な保存容器

アルカリ水を 18〜24 時間保存しても pH が大きく変化しないとされていますが、容器選びは重要です。保存が必要な場合は、密閉できるガラス瓶や Nalgene のような非反応性素材の容器を使用してください。市販の安価なプラスチックボトルは化学物質が溶出し、健康や味に悪影響を与える恐れがあります。また、光による劣化を防ぐために不透明な容器を選びましょう。

pH の低下

アルカリ水の主な利点は、体内の過剰な酸性(アシドーシス)を緩和することです。理想的なアルカリ水は pH 8〜10 程度ですが、保存中は空気中の炭酸ガスとイオン交換が起き、徐々に pH が中性(pH 7)へと戻ります。その結果、酸性抑制効果が失われてしまいます。

ミネラルの沈殿

イオン化装置は電気分解によりカルシウム、マグネシウム、カリウムなどの陽イオンを高濃度にします。アルカリ pH の間はこれらのミネラルは溶解状態ですが、pH が低下するとミネラルが沈殿しやすくなります。長期間同じ容器を使用すると内壁にミネラルが付着し、石鹸がミネラルにくっついて次回使用時に石鹸っぽい味が残ります。沈殿を防ぐには、広口容器を選び、使用後は内部をしっかり拭き取ることが推奨されます。

アルカリ水は生成直後に飲むことで最大の効果を得られます。保存が必要な場合は、上記のポイントに留意して適切な容器を選び、なるべく短時間で消費しましょう。

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