自然キレート療法

キレート療法は、体内の有害物質を除去する有効な治療法として長年利用されてきました。通常は合成アミノ酸であるEDTA(エチレンジアミン四酢酸)を点滴で投与します。一部の医師は、心臓病の改善にも役立つと考えています。自然なキレート療法としては、ハーブ配合のフォーミュラやサプリメントを経口で摂取する方法が提案されています。これにより体内の毒素除去、動脈の浄化、コレステロール低下、動脈硬化の治療が期待できます。

機能

ラリー・アルツシュラー博士は著書『バランスド・ヒーリング』で、キレート療法は主にEDTA(エチレンジアミン四酢酸)を使用すると述べています。この合成アミノ酸はミネラル、ビタミン、アミノ酸、ハーブと組み合わせて使用され、点滴で投与されます。EDTAは水銀、鉛、ヒ素、アルミニウム、銅、カルシウムなどの毒素や代謝老廃物と結合し、尿中に排泄させる化合物を形成します。

シラントロ(香菜)を用いた自然キレート

アルツシュラー博士は、シラントロ(香菜)をベースにしたレシピで動脈を浄化し、コレステロール値を下げることを推奨しています。レシピはオリーブオイル、にんにく、カシューナッツまたはアーモンド、レモン汁を混ぜ、熱湯でペースト状にします。1日あたり大さじ1〜3杯を2〜3週間続け、数か月ごとに再実施するのが目安です。

マリック酸による自然キレート

同博士は、マリック酸(リンゴ酸)をサプリメントとして摂取する方法も推奨しています。マリック酸はαヒドロキシ酸の一種で、特にアルミニウム除去や動脈硬化治療に有効とされています。経口キレートの目安は1日1,200 mgのマリック酸で、薬物相互作用は報告されていません。

静脈内キレート療法

自然キレートと異なり、静脈内キレートは副作用が多く報告されています。血中の必須栄養素が減少し、補充が必要になるほか、高血圧、低血糖、脚部血栓、皮疹などが起こり得ます。治療は20〜30回のセッションが必要で、1〜3回/週、1〜3時間の施術時間がかかり、費用も高額です。

心臓病へのキレート療法の適用

メイヨークリニックによると、一部の医師や代替医療従事者はキレート療法が心臓病の予防・治療に有効と考えていますが、これまでの小規模研究では明確なエビデンスは得られていません。米国食品医薬品局(FDA)は現在のところキレート療法を承認しておらず、米国心臓協会(AHA)も治療法として推奨していません。

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