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化学療法・放射線療法中の食事と栄養管理

健康的な食事

米国がん協会によれば、化学療法中でも食欲不振や嘔吐があるにも関わらず、食べ物への欲求が増すため体重が増える患者もいます。そのため、治療期間中は最適な栄養戦略が重要です。バランスの取れた食事は副作用の緩和や感染予防、組織の回復を助けます。

体が必要とする栄養素をできるだけ多く含む食事を心がけ、野菜、鶏肉・魚を中心に取り入れます。全粒穀物や低脂肪乳製品と組み合わせ、カロリーとたんぱく質を十分に摂取して体重と筋肉、臓器、皮膚、髪の修復を支えます。目安は1日5皿以上の果物・野菜と全粒穀物2〜3皿です。水分と電解質飲料を多く摂り、膀胱や腎臓を保護しましょう。加工食品や保存料入り食品はできるだけ避け、脂肪は総エネルギーの20%以下、糖分も控えめにします。

食事と副作用への対策

化学療法は吐き気、下痢、嘔吐、便秘、味覚・食欲の変化、疲労、口内炎、頭痛など様々な胃腸症状を引き起こします。放射線療法は照射部位に応じて、口腔乾燥、喉の痛み、嚥下困難、味覚変化、胃部不快感などが生じます。

米国農務省と保健福祉省が提唱する「食事金字塔」に沿い、5大食品群を毎日バランス良く摂ることが理想ですが、治療の副作用により実現が難しいこともあります。

自然な形の健康食品が摂れない場合は、果汁、ハーブティー、野菜スープなどの透明な液体食をまずは試みましょう。症状が緩和したら、牛乳やクリームスープ、温かいシリアルなどを徐々に加え、最終的に通常の食事へと戻していきます。

代替栄養法

透明液体食に加えて、家庭で作れる栄養シェイクや糖尿病患者向けの特別製品も有効です。液体や粉末の食事代替品を1日3〜6回摂取すると栄養補給がしやすくなります。

小分けのスナック類(ピーナッツバタークラッカー、グラノーラ、プロテインバー、ナッツ、ドライフルーツ、ゆで卵、チーズスティック、カット野菜・果物、トレイルミックス)を常備し、少量ずつ摂取しましょう。少量の液体を食事中にこまめに飲むと、満腹感が早く出るのを防げます。

ビタミン・ハーブサプリメントの注意点

ビタミン、サプリメント、ハーブを取り入れる前には必ず医師、管理栄養士、看護師に相談し、治療に支障をきたさないか確認してください。サプリメントに関心がある方は、米国国立がん研究所が無料で提供している「がん患者のための代替医療ガイド」も参考にしましょう。

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