直腸がんの治療法
直腸がんとは
直腸がんは大腸の末端に位置する直腸に発生するがんです。米国では毎年約6万人が罹患し、1万2千人が死亡しています。治療効果は腫瘍の進行度や転移の有無に大きく左右され、5年生存率は平均で30〜35%です。
治療・管理のステップ
定期的な検査(50歳以上)
医師の指示に従い、50歳以上の方は大腸内視鏡検査(コロノスコピー)やデジタル直腸診で定期的に検査を受けましょう。早期に発見すれば治癒率が高まります。
外科的治療の相談
腫瘍が小さく局所的であれば局所切除で除去できますが、広範囲にわたる場合は周囲組織も含めて切除し、転移リスクを低減します。
造瘻(コロストミー)の選択
腫瘍が大きく切除が困難な場合は、腸を腹壁に通す造瘻手術(コロストミー)を行います。造瘻後も日常生活はほぼ通常通りに送れます。
化学療法・放射線療法の併用
ステージII・III の場合は手術後に化学療法や放射線療法を行い再発リスクを下げます。主な化学療法レジメンは5‑FU、5‑FU+ロイコボリン、FOLFOX(5‑FU+オキサリプラチン+ロイコボリン)です。ステージI では手術単独でも十分なことがあります。
術後の定期フォローアップ
腫瘍の再発を早期に検出するため、術後は定期的に腸鏡検査や血液検査(CEA)を受けます。
