前立腺がん治療法のメリットとデメリット

治療法の種類

前立腺がんに対しては、以下のような主な治療法があります。

  • 外部ビーム放射線療法(EBRT)
  • 低線量率ブラキセラピー(放射性シード埋め込み)
  • 低体温療法(クライオセラピー)
  • 化学療法
  • ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術(RALRP)
  • 根治的前立腺全摘除術
  • ホルモン療法

外部ビーム放射線療法(EBRT)の長所と短所

  • 長所:治療時間が短く(10分うち実際の照射は約1分)、痛みがなく、照射部位ががんに限定されるため正常組織へのダメージが少ない。
  • 短所:頻尿や急な排尿欲求、性機能障害、直腸出血や軟便などの副作用が起こり得るが、通常は長期的ではない。

低線量率ブラキセラピー(放射性シード埋め込み)の長所と短所

  • 長所:がん部位に高線量の放射線を直接照射でき、正常組織への影響が最小限。手術は約2時間で完了し、入院は不要。
  • 短所:植え込み後は性交時にコンドームを使用し、シードが体外に出るのを防ぐ必要がある。排尿時の痛みや勃起不全、治療直後は妊娠中の女性や小児と6フィート(約2メートル)以上の距離を保つ必要がある。

ホルモン療法の長所と短所

  • 長所:外来で行える注射治療で、3〜4か月ごとに1回の投与で済む。
  • 短所:乳房肥大、性欲低下、勃起不全、ほてり(ホットフラッシュ)などの副作用が出ることがある。

低体温療法(クライオセラピー)と化学療法の長所と短所

  • 低体温療法(クライオセラピー):凍結プローブでがん細胞を直接破壊し、放射線のようにパートナーへの放射能汚染リスクがない。
    しかし、近くの正常組織も凍結されるため、膀胱筋の損傷や直腸障害などの合併症を引き起こす可能性がある。
  • 化学療法:増殖の速いがん細胞を効果的に死滅させるが、ホルモン療法以上の全身的副作用があるため、ホルモン抵抗性や転移が認められるケースに限定して使用される。

ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術(RALRP)の長所と短所

  • 長所:ロボット技術により手術の精度が高く、出血や感染リスクが低減できる。
  • 短所:他の外科的治療と同様に、術後に一時的な尿失禁や性機能障害が起こることがあるが、通常は回復する。

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