ADHD治療薬のリスクと副作用は?

ADHDの治療は子どもから大人まで有効ですが、使用する薬にはさまざまな副作用があります。代表的な薬剤はAdderall、Ritalin、Strattera、Focalin、Concerta などで、軽度の不快感から深刻な健康問題まで幅広く報告されています。薬を選択する際は、症状の重さと副作用のリスクを比較し、必ず医師と相談してください。

Adderall(アデラル)

  • 処方通りに使用すれば軽度の副作用が多いが、乱用すると心血管系の長期的リスクが増大。
  • 心拍数上昇による不整脈、血圧上昇、頭痛、失神、睡眠障害、手の震えなど。
  • 過剰摂取や乱用は幻覚・妄想・偏執症といったアンフェタミン精神病を引き起こす可能性があり、重症例では脳卒中やうつ、運動制御障害、消化器症状(下痢・便秘)を伴うことがあります。

Ritalin(リタリン)

  • 主に小児に処方され、比較的軽度の副作用が多い。
  • 不眠、神経過敏、頭痛、腹痛、体重減少が代表的。
  • 稀に脱毛、抑うつ、心拍数増加が報告される。
  • 依存性があり、過剰に使用すると過剰摂取のリスクがある。

Strattera(ストラテラ)

  • 子ども・青年・成人に使用可能な非刺激薬。
  • 主な副作用は口渇、吐き気、嘔吐、倦怠感。
  • 約2〜9%の患者で性機能障害(勃起不全・性欲低下)がみられる。

Focalin(フォーカリン)

  • 処方通りに使用すれば、吐き気・腹痛・食欲減退・発熱が主な副作用。
  • 乱用した場合はAdderallと同様の心血管リスクや精神症状が現れる。
  • 心疾患・高血圧・てんかんを持つ人は使用を避けるべき。

Concerta(コンサータ)

  • 長時間放出型の刺激薬で、1日1回の服用で済む。
  • 体重減少、吐き気、頭痛などは他の刺激薬と共通。
  • 9%未満の患者で不随意運動が起こることがある。
  • Strattera同様に性機能障害の報告がある。

他にもWellbutrin(ウェルブトリン)やDexedrine(デキシン)などが使用されますが、上記と同様に副作用リスクを十分に理解した上で医師の指導のもと使用してください。

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