ADHDに効果的なホールフードサプリメントとは

ADHDの従来治療

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の主な治療法は、刺激薬と非刺激薬の薬物療法です。薬は神経伝達物質のバランスを整え、衝動性や過活動を軽減しますが、投与量は個人差が大きく、効果が切れると再投与が必要になることがあります。

薬物療法には副作用も伴います。代表的なものは不眠、食欲減退・体重減少、イライラ感などです。また、薬は米国食品医薬品局(FDA)の管理下にあるため、処方や入手が難しい場合があります。これらの課題から、薬に頼らない代替療法を求める患者や保護者が増えています。

ADHDに有効なホールフードサプリメント

代替療法としては、ヨガや特定の食事制限(添加物・過剰な炭水化物・砂糖・着色料の除去)、ビタミン・ミネラル・ハーブサプリ、ニューロフィードバック、カウンセリング、特別支援教育などがあります。その中でも、全食品(ホールフード)に基づく栄養補給は注目されています。

ホールフードサプリは、果物や野菜を粉末や液体に加工したもので、1回分で必須ビタミン・ミネラルのほぼ全量を補給できます。錠剤、カプセル、シェイク、ドリンクなど様々な形態があります。

ADHD患者は必須脂肪酸が不足しがちです。必須脂肪酸は自律神経・中枢神経の調整に関与し、欠乏すると神経機能の異常を招きます。魚、肉、卵、生のナッツ・種子、緑色野菜などが豊富な供給源で、サプリでも摂取可能です。

さらに、マグネシウムの摂取増加が推奨されます。マグネシウムは神経系の安定に重要で、慢性的な不足は過活動や集中力低下、睡眠障害を引き起こします。濃い緑色野菜、ナッツ、全粒穀物、魚、豆類、肉に多く含まれます。

亜鉛も重要です。研究では亜鉛欠乏と過活動の関連が示されており、肉、貝類、豆類、種子、全粒穀物などで補えます。

オリゴプロアントシアニジン(OPC)はブドウやベリーの皮や種子に含まれ、血管内皮細胞で一酸化窒素の生成を促進します。これにより、エピネフリンやノルエピネフリンの過剰・不足が緩和され、ADHDの行動・認知症状の改善が期待されます。

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