ブロメライン(パイナップル酵素)へのアレルギー
ブロメラインはパイナップルに含まれる天然酵素です。パイナップルの果実を食べる、サプリメントの錠剤として摂取する、または軟膏として使用することができます。パイナップル、キウイフルーツ、ゴム、蜂刺傷、花粉などにアレルギーがある人はブロメラインにもアレルギー反応を起こす可能性があるため、医師に相談せずに摂取しないでください。
歴史
ブロメラインはパイナップルに由来し、南米・中米の先住民が何百年も前から消化促進や炎症緩和の薬として利用してきました。化学者が19世紀後半にブロメラインを単離し、1957年に栄養補助食品として市販されました。
効果・利点
ブロメラインのヒトへの効果に関する研究は限られていますが、支持者は消化改善、鼻炎(副鼻腔炎)緩和、創傷治癒促進、軟部組織損傷による腫れの軽減に有効と主張しています。
注意事項
いくつかの研究はブロメラインが血液凝固を抑制する可能性があると示しています。そのため、アスピリンや他の血液希釈薬を服用している人は摂取を控えるべきです。また、妊娠中の方や肝臓・腎臓に疾患がある方は、使用前に医師に相談してください。
将来性
研究ではブロメラインががん患者に有益である可能性が示唆されています。化学療法の副作用軽減や免疫機能の向上に寄与する可能性があるほか、ウイルスや細菌を殺菌する作用も報告されています。ただし、これらの効果を確認するにはさらなる研究が必要です。
豆知識
クリストファー・コロンブスは南米・中米の探検後、パイナップルをスペインに持ち帰りました。その後数世紀でヨーロッパで大変人気となり、太平洋諸島やアフリカなど世界中で栽培されるようになりました。
