花粉症が原因で舌が炎症することはあるのか?
口腔アレルギー症候群(OAS)とは
口腔アレルギー症候群は、口や喉にアレルギー反応が起きる状態です。症状としては、焼けるような感覚、蕁麻疹、かゆみ、腫れなどがあります。
概要
- 樹木、草、雑草などの空中花粉にアレルギーがある人は、同じタンパク質を含む生の果物や野菜でも同様の反応が出ることがあります。これは、免疫系が花粉と食品のタンパク質を同一視するためです。
発生率
全アレルギー患者の約3割が口腔アレルギー症候群を経験します。症状は季節性アレルギーが強い春や秋に悪化することがありますが、必ずしも季節に左右されるわけではありません。
診断方法
専用の検査はありませんが、特定の食品や花粉に対するアレルギー検査で陽性反応が出た人は、口腔アレルギー症候群の既往がある可能性が高いです。
主な原因となる花粉と関連食品
以下は代表的な花粉と、それに関連する食物アレルギーの例です。
- シラカバ:ジャガイモ、トマト、ほうれん草、キウイ、リンゴ、ニンジン、ピーナッツ、クルミ、アーモンド、小麦、サクランボ、梨、桃
- ヨモギ:セロリ、メロン、カモミール、ヘーゼルナッツ、フェンネル、クミン
- イネ:オレンジ、キウイ、サクランボ、ピーナッツ、メロン
- ブタクサ:メロン、はちみつ、バナナ、ヒマワリの種
対処法
原因となる食品を避けられない場合は、加熱調理や缶詰食品にすることで症状を軽減できます。
