カビが引き起こす身体的反応

カビを吸い込んだり摂取したりすると、特に過敏症のある人にとっては非常に危険です。長期間にわたるカビへの曝露は、カビ毒による中毒を引き起こすことがあります。カビは住宅内カビ、空気中のカビ、食品に生えるカビなどさまざまな形で存在し、身体に様々な反応をもたらします。

住宅内カビ

住宅内のあらゆる場所にカビは潜んでいます。カビはミコトキシンを空気中に放出し、吸入や皮膚からの吸収が起こります。住人はアレルギー反応を示し、鼻水、咳、鼻詰まり、吐き気、倦怠感、皮膚の発疹、めまい、目や喉の刺激などの症状が現れます。

真菌(きのこ類)

真菌には酵母、黒穂菌、カビ、キノコなどが含まれます。曝露により現れる症状は多岐にわたり、すべての人が同じ症状を示すわけではありません。主な症状としては、喉や肺の灼熱感、呼吸困難、窒息感、嚥下障害、視力低下、記憶障害、頭痛、不安、極度の疲労、顔面紅潮、鼻血、生殖機能障害、体重急変、脱毛、関節硬直、けいれん、不整脈、さらには癌まで報告されています。

食品カビ

カビが生えている食品を摂取すると、過敏症でない限り軽度の不快感にとどまります。微量の食品由来カビは重篤な健康被害を引き起こす可能性は低いと、研究者のトゥルーディ・ワッセナー氏とピーター・ファレトラ博士は指摘しています。主な症状は胃の不快感や下痢で、摂取後24時間以内に現れることが多いです。

農家肺(ファーマーズ・ラング)

農業従事者が乾草や穀物、藁に付着したカビ胞子を吸い込むことで起こる呼吸器疾患です。肺機能が障害され、農業から離れる原因にもなります。症状は慢性的な咳、干し草や藁を扱った後に急に現れる体調不良、倦怠感、抑うつ感、激しい息切れ、発熱、全身の脱力感などです。

過敏症(ハイパーセンシティビティ)

カビに対して強いアレルギー反応を示す人は、カビ過敏症と呼ばれます。過敏症の人がカビに接触すると、アナフィラキシーショックを起こすことがあります。数分以内に全身に症状が広がり、口や喉の腫れ、呼吸困難、じんま疹、急激な衰弱、意識喪失、最悪の場合は死亡に至ります。

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