猫アレルギーの検査方法
原因
猫アレルギーの主な原因は、毛ではなく猫のフケです。フケは動物の死んだ皮膚細胞で、猫の唾液や尿にもアレルゲンが含まれます。これらは毛に付着して運ばれるため、毛が原因と誤解されがちです。
アレルギーは、免疫系が本来無害な物質に過剰反応することで起こります。
検査の種類
医師はまず問診と身体診察を行い、次に皮膚テストまたは血液検査のいずれかを実施します。
問診・身体診察
猫への接触状況や症状について質問され、皮膚、目、鼻、耳、喉などの炎症やかゆみ、発疹などを確認します。その後、必要に応じて追加検査を指示します。
皮膚テスト
皮膚テストは大きく3種類あります。
- スクラッチテスト:前腕や上背部に小さな傷をつけ、アレルゲン抽出液を滴下します。15分後にかゆみや赤みが出れば陽性です。
- 皮内テスト:皮膚の表面ではなく真皮下にアレルゲンを注射し、反応を観察します。
- パッチテスト:アレルゲンを貼り付けたパッチを皮膚に貼り、約48時間後に反応を確認します。
血液検査
皮膚テストが困難な場合に行われます。主にRAST(ラジオアレルギーソルベントテスト)とELISA(酵素免疫測定法)があります。血液中の特定の抗体濃度を測定し、猫フケに対する高い抗体レベルが認められれば猫アレルギーと判断します。
