カビと胞子に対するアレルギー反応と対策

カビやカビの胞子は、屋内外の湿った場所で繁殖しやすく、アレルギー体質の人は接触すると過敏反応を起こします。主な症状としては花粉症、湿疹(アトピー性皮膚炎)、喘息、そして稀にアレルギー性肺胞アスペルギルス症などがあります。これらの症状を正しく認識することで、適切な対策や治療が可能になります。

花粉症(アレルギー性鼻炎)

カビの胞子を吸い込むと、くしゃみ、目のかゆみ・涙、鼻や喉のかゆみ、咳などの症状が現れます。治療は抗ヒスタミン薬や点鼻薬、点眼薬などが一般的で、市販薬から処方薬まで症状の重さに応じて選べます。

アトピー性皮膚炎(湿疹)

カビに触れると、皮膚に赤くかさついたかゆみの強い斑点が現れます。ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬で症状を抑えることができ、市販薬と処方薬があります。

喘息

カビの胞子が原因で気道が炎症を起こし、喘鳴、息切れ、胸の圧迫感、咳が出ます。発作時は速効性吸入器を常備し、症状がコントロールできない場合はステロイド吸入薬などの予防薬が処方されます。

アレルギー性肺胞アスペルギルス症

稀な重症反応で、喘息や嚢胞性線維症の患者に起こりやすいです。喘息様の症状に加えて微熱や痰に血液や茶色の斑点が混じることがあります。放置すると慢性肺障害になるため、早期に医師の診断が必要です。治療はステロイドと抗真菌薬が中心です。

予防策

カビへの曝露を減らすことが最も効果的です。室内では、浴室や地下室など湿気の多い場所に換気扇や除湿機を設置し、湿度を低く保ちます。配管の漏水や詰まりは早急に修理し、古紙や切り木などのカビの温床になるものは除去しましょう。屋外では、カビの予報を確認し、濃度が高い日は外出を控えます。庭作業を行う際は、マスクを着用して胞子の吸入を防ぎます。

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