側屈(サイドベンド)を防ぐ方法
はじめに
人間の背骨は前屈・後屈・左右回旋・左右側屈と多方向に動かせますが、手術後や変性椎間板症、重いものを持ち上げる際は側屈を控えることが重要です。側屈は椎骨の両側から出る神経根に余計な圧迫を与え、怪我のリスクを高めます。
必要なもの
- 枕(クッション)
実践手順
仰向けで寝るか、横向きで寝る場合は枕やタオルで背骨を中立に保ちます。横向きの場合は上側の胸部下に丸めたタオルやブランケットを置き、膝の間に枕を挟んで骨盤を支えます。
座位から横になるときは腹筋に力を入れ、脚は閉じたままにします。肘を床につけながら脚をベッドに持ち上げ、体全体を「丸太転がし」ように回転させて仰向けにします。逆に仰向けから座るときは同じ順序を逆に行います。
背もたれのある椅子に背筋を伸ばして座ります。腰部の自然なカーブを保つために、腰の後ろに小さな丸めたタオルを置きます。肘掛けは使用せず、体を横に傾けないように注意します。
立つときはサポート力のある靴を履き、体重を両足に均等に分散させます。カウンターや壁に寄りかからないようにし、側屈を防ぎます。
持ち上げ作業では正しい体の使い方を心がけます。対象物の正面に立ち、できるだけ近くで膝を曲げてスクワットし、腕で抱えるように持ち上げます。移動するときは体全体を回転させ、ねじったり側屈したりしないようにします。
