背中の手術を避けるための正しいブラジャー選び

背中の痛みに悩んでいる女性へ。上部から下部までの背中の痛みは、手術を考えるほど深刻になることもありますが、手術はリスクが伴い、痛みが悪化する可能性もあります。実は、正しいサイズでしっかりとフィットしたブラジャーが、背中の手術の代替策になることがあります。

姿勢と背中の痛み

姿勢の悪さは背中の痛みや筋肉痙攣の主な原因です。背骨のS字カーブが上半身の重さを支える自然な形が崩れ、背中に負担がかかります。アトランタ・スポーツメディカル・クリニックの整形外科医、フレッド・オールマン博士によると、姿勢が悪いと背中の弱さや緊張が生じ、手術が必要と思われる症状と勘違いされることがあります。正しい姿勢はS字カーブを保ち、背中への負担や痛み、筋肉痙攣を軽減します。

良い姿勢とは?

良い姿勢とは、胸を張って呼吸しやすく、背筋を伸ばし、尻を軽く引き締めた状態です。胸が大きい女性は、胸の重さが背中にかかりやすく、正しい姿勢を保つのが難しいことがあります。その結果、上部・下部どちらの背中にも痛みが生じることがあります。

間違ったブラジャーがもたらす影響

多くの女性がサイズの合っていないブラジャーを着用しています。体重の変化や月経・妊娠に伴う胸のサイズ変動により、数年ごとに再測定と再調整が必要です。2005年11月に『オプラ・ウィンフリー・ショー』で紹介された調査では、女性の8割が間違ったサイズのブラジャーを着用していることが分かりました。イギリスカイロプラクティック協会の調査でも、サイズが合わないブラジャーは姿勢を悪くし、慢性的な背中の痛み、摩擦、呼吸困難、胸の痛みを引き起こすと報告されています。

サイズが合わないブラジャーは、胸の重さを上背部・肩・首・頭部に負担させ、首や肩、背中にストレスと痛みを生じさせます。この痛みは、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛といった手術が必要とされる症状と似ていることがあります。正しいブラジャーを選べば、胸がしっかり支えられ、背中の不快感が軽減します。

正しいブラジャーの選び方

正しいブラジャーは、バンドサイズ(胸囲)とカップサイズ(胸の大きさ)の両方が合っていることが条件です。バンドは平らに胸に沿い、しっかりとした締め付け感がありながらも痛みがなく、背中で持ち上がってはなりません。カップの下縁は胸の下部にぴったりと当たり、胸骨に密着します。胸は主にカップとバンドで支えられ、ストラップだけで支えるべきではありません。ストラップだけの支えは上背部に余計な負荷をかけます。

スポーツブラの活用

日常用のフィットしたブラジャーに加えて、スポーツや運動時に使えるブラジャーも背中の痛み緩和に効果的です。ノースカロライナ州グリーンズボロのモーゼス・コーン・メモリアル病院スポーツメディシン・フェローシップのディレクター、カール・B・フィールズ医師は、スポーツブラはより高いサポート力を提供し、背中の負担を減らすと述べています。試着時には、激しく動いたり、曲げ伸ばししたりして、しっかりとサポートできるか確認しましょう。

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