腰痛に効く氷療法
多くの人が一度は腰痛を経験します。米国メイヨークリニックによると、米国では5人中4人が腰痛を抱えていると言われています。背骨は骨、靭帯、腱、そして椎間板と呼ばれる軟骨状のクッションからなる複雑な構造で、どれかが損傷すると一時的あるいは慢性的な痛みが生じます。原因を問わず、手軽に試せる治療法として氷療法があります。
シンプルな氷療法
下部腰部に痛みがある場合、氷の圧迫で緩和できます。市販のアイスパックや冷凍野菜でも代用可能です。使用する際はタオルで包み、滴りが出たらさらにタオルで覆いましょう。軽く押し当てるか、背もたれに寄りかかる形で当てます。1回20分、1日最低4回、痛みが和らぐまで繰り返します。
氷マッサージ
氷をマッサージ道具として使う方法です。紙コップや発泡スチロールカップに水を入れ、凍らせます。固まったらカップの側面をはがし、氷のブロックを取り出します。うつ伏せで腰の下に枕を置き、他者に氷で痛む部位を擦ってもらいます。
一人の場合は横向きになり、セルフマッサージを行います。氷を軽く円を描くように動かし、痛みがある部分を約15センチ幅でマッサージします。凍傷を防ぐため、5分以内にとどめましょう。
氷と温熱療法の併用
氷療法と温熱療法を組み合わせると、背中の筋肉の緊張を和らげやすくなります。まずはシンプルな氷圧迫を行い、数日後に温熱パッドや温湿布に切り替えます。熱が筋肉をリラックスさせ、炎症を軽減します。
注意すべき点
転倒や自動車事故など外傷が原因の場合は、すぐに医師の診察を受けてください。骨折や脊髄損傷は命に関わることがあります。痛みと同時に腕や脚のしびれがある場合も同様です。
慢性的・再発性の腰痛は原因を特定することが重要です。椎間板ヘルニアなど、医療的介入が必要なケースもあります。
