ディスク置換術後のリハビリテーションガイド
術後の経過
手術後、切開部が治癒するまで数日間入院します。この期間中、軽度の運動から始める理学療法が行われ、可動性が促進されます。金属製の歩行補助具(フレーム)を使用し、徐々に自立歩行へと進めます。短い可動域(ROM)エクササイズにより、背部の正常な動きを取り戻し、置換ディスク周囲の筋肉を回復させます。階段の昇降が可能となり、排便が正常にできるようになると退院が許可されます。
理学療法セッション
退院後も定期的に理学療法を受け、回復状況を評価します。理学療法は患者の精神的サポートも目的としています。術後18か月まで疼痛が続くことがあり、痛みの強さと部位を確認し、異常がないかチェックします。歩行能力や姿勢の乱れを矯正し、背部を強化するための軽度で反復しないエクササイズを行います。切開部の治癒状態も確認し、必要に応じてマッサージで痛みを和らげます。
回復期のリハビリ
一定期間の理学療法の後、痛みが軽減すると背部の硬直や筋肉の緊張が見られます。この段階では、より強度のストレッチやエクササイズで背部を強化し、筋肉の柔軟性を高めます。臀部や下背部・中背部の筋緊張は一般的です。クリニックでのピラティスなどを取り入れ、筋肉を活性化し、強さと柔軟性を向上させます。
