ヘルニア手術が失敗したら、どうすべきか
ヘルニアとは、腹壁の筋肉間の開口部を通って組織が膨らむ状態です。手術で修復したヘルニアが再発すると、再手術が難しくなり、手術の成功率は回数が増えるごとに低下します。
医師の受診
新たに膨らみを感じたり、以前と同じ場所に圧迫感や焼けるような痛みがある場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。ヘルニアは手術でしか根本的に治せないため、再発が疑われたら早めの受診が重要です。
腹腔鏡手術の検討
失敗したヘルニア手術の対策として、腹腔鏡手術が選択肢の一つです。小さな切開でカメラを挿入し、内部を確認しながら修復を行います。侵襲が少なく、再発ヘルニアの永久的な修復成功率が高いとされています(メリーランド大学医療センター)。ただし、回復期間がやや長くなる点がデメリットです。
メッシュを用いた手術
現在、多くのヘルニア手術はヘルニア部位の周囲にメッシュを配置し、腸管を固定します。従来の縫合だけのヘルニア修復(ヘルニオラフィ)に比べて再発率が低く、腹腔鏡手術後の再発ヘルニアにも有効です。メッシュは組織への圧迫を減らし、再発ヘルニアのほぼ全てを防げると、ノースペンヘルニア研究所が報告しています。
