ヘルニアディスクの治療法とは?
ヘルニアディスクの特徴
ヘルニアディスクは、椎間板が突出して脊髄や神経根を圧迫する状態です。急激な事故や、日常的な曲げ・ねじり・持ち上げ動作の繰り返しで起こります。主な症状は以下の通りです。
- 足のしびれ
- 腕のしびれ
- 股関節・臀部・脚の鋭い痛み
- 腕・肩の鋭い痛み
治療法
まずは保存的治療と自宅での対処が基本です。
- 痛みの原因となる動作を中止する(例:無理な持ち上げは避ける)。
- 市販のイブプロフェンを4〜6時間ごとに服用し、痛みと炎症を抑える。
- 腰部に痛みが放散し臀部や脚に及ぶ場合は、下部背部に氷を当てて腫れを軽減する。
- 腕や胸部に痛みがある場合は、上部背部に氷を当てる。
- 腕や脚の軽いストレッチで椎間板の圧迫を和らげる。
- 保存的治療で約90%の患者が1か月以内に完治する。
- 保存的治療が効果がない場合は外科的手術を検討する。主な手術は以下の通り。
- 椎間板切除術(ディセクトミー):ヘルニア部位を完全に除去。
- 経皮的椎間板切除術:低侵襲で日帰り手術が可能。
重要性
ヘルニアディスク患者のうち、手術が必要になるのは約10%に過ぎません。
留意点
保存的治療で回復した患者でも、同じ椎間板が再び突出するリスクは2倍に上ります。正しい持ち上げ・曲げ・ねじりの方法を習得し、再発防止に努めましょう。
警告サイン
氷冷却、安静、イブプロフェンで3日以上痛みが軽減しない場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
