腰椎後外側融合とは何か
腰椎の後外側融合(posterolateral fusion)は、外科医が骨移植片を用いて下部脊椎の2つ以上の椎体を結合(融合)させる手術です。後外側は脊椎の背部と側面を指します。
切開
手術では、患者さんの腰部正中部に切開を行い、手術部位を露出します。
骨採取
通常、骨移植用の骨は骨盤から採取します。骨移植代用品も利用可能です。
骨移植
採取した骨は、融合させる椎体の横突起にあたる後外側部に配置し、筋肉で覆って張力をかけ、骨移植片を固定します。
回復
手術後、骨移植片が横突起に癒着し、脊椎融合が進行します。喫煙は骨癒合を阻害するため禁煙し、術後3か月は屈曲・持ち上げ・ねじれ動作を避けてください。
留意点
多くの脊椎融合は3か月で完了し、1〜2年で強度が増しますが、融合失敗は全体の10〜40%で報告されています。以前に手術を受けたことがある、肥満、喫煙、複数椎体の融合、放射線治療歴などがリスク要因です。
