脊髄融合術後の理学療法エクササイズ

脊髄融合手術後は、背骨への負担を恐れて運動を控えがちですが、適切なエクササイズは血流を促進し、筋肉や神経の硬直を防いで回復を早めます。手術翌日から始められる安全な運動を日常に取り入れ、長期的に健康な背骨を維持しましょう。

  1. ウォーキング

    手術後1日目から、無理のない範囲で短時間・低速の歩行を行います。自宅やブロック単位で往復し、痛みがなければ徐々に時間を延ばしましょう。血流が改善され、背筋周辺の筋肉がほぐれます。

  2. ストレッチ

    仰向けに寝て両脚を伸ばし、片足ずつゆっくり持ち上げます。太ももの裏側と股関節付近に軽い伸びを感じたら止めます。筋肉の柔軟性を保つ基本のストレッチです。

  3. 足首ポンピング(サポート&ポンプ)

    伸ばした脚の太もも裏を手で支え、足首を前後に動かします。足をつま先立ちにしたり、かかとを下げたりすることで、下肢の血行促進と関節可動域の維持を図ります。

  4. 骨盤チルト

    仰向けに寝て膝を曲げた状態で、骨盤をゆっくり上げて床に戻します。背骨の安定性を高め、腰部の筋肉を活性化させます。快適にできる回数だけ繰り返しましょう。

  5. その場マーチング

    その場で足を交互に持ち上げ、3〜4インチ(約7〜10cm)程度上げます。骨盤は前向きに保ち、上半身は安定させて行います。心拍数を上げつつ、下肢の筋力を維持します。

  6. 背筋伸長(エクステンド)

    うつ伏せになり、肩甲骨を寄せながら頭と上体を床から約2.5cm持ち上げます。目線は床に向け、背中の上部筋肉を意識して行います。背部の柔軟性と姿勢改善に効果的です。

背中の痛み - 関連記事