仙腸関節と坐骨神経痛の関係

仙腸関節の位置

脊椎の基部で骨盤と交わる部位に、二つの突起が噛み合うように構造化された仙腸関節があります。体重を支える重要な関節で、靭帯がしっかりと固定しています。

この関節が炎症や刺激を受けると腰痛の原因となり、放置すると関節炎へと進行します。症状が出てから診断・治療までに数年かかることも少なくありません。

仙腸関節機能障害

仙腸関節機能障害は、痛みや炎症を伴い、注射や薬物、軽い運動や理学療法で症状が緩和されますが、根本原因の探索はあまり行われません。

研究によれば、筋肉のバランス不良が主因とされ、姿勢の乱れを引き起こします。結果として炎症と疼痛が悪化します。

熟練した医師は筋肉の緊張を疑い、必要に応じて筋緊張除去術やリハビリテーションを提案しますが、外科的介入は稀です。

坐骨神経の位置

坐骨神経は体内で最も太く、長い神経です。腰部の脊髄神経根が合流して形成され、骨盤を通り下肢へと分岐します。

神経根が仙腸関節上部の骨構造に挟まれると痛みが生じることがあります。骨盤内には腱、筋肉、靭帯、骨など多くの構造があり、いずれかが神経根を圧迫することがあります。

坐骨神経痛

梨状筋症候群は、坐骨神経が梨状筋を通過する際に起こります。通常は筋肉の後方を通りますが、筋肉内部を通る人では筋肉が痙攣し神経を圧迫して痛みが生じます。

虚血は神経組織が酸素不足になる状態で、腰や脚の痛みの原因となります。坐骨神経は特に酸素欠乏に弱く、虚血が起こると痛みが顕在化します。

仙腸関節と坐骨神経の関係

坐骨神経痛は症状の一つに過ぎず、正確な原因を特定するには各種検査が必要です。X線やMRI、血液検査により、仙腸関節と坐骨神経の相互作用や筋肉の不均衡、側弯などが評価されます。

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