背中の痛みを和らげるマットレス選びと対策
柔らかすぎるマットレスや中央が沈むマットレスで寝ると、背骨の位置がずれ、首や背中の痛みを引き起こすことがあります。十分な睡眠を取れず、8時間寝返りを打ち続け、結局疲れ切ってベッドから降りてしまうことも。
マットレスの選び方
新しいマットレスを選ぶ際は、実際に展示品に寝てみることが重要です。体重が均等に支えられ、背骨が自然に伸びるかを確認しましょう。最低でも5分は普段の寝姿勢で横になり、側寝の場合は肩に過度な圧力がかからないか、うつ伏せの場合は顔が沈み込んで呼吸が妨げられないかをチェックします。背中下部とベッドの間に隙間ができてはいけません。自分に合うモデルを見つけるまで、複数のマットレスを試すことが大切です。
マットレスの種類も痛み改善に影響します。イェール大学医学部の研究では、軽度から中等度の腰痛患者が4種類のベッド(従来型のスプリング、ピロートップ、エアベッド、スウェーデン式フォーム)を2週間ずつ使用し、睡眠の質と首・背骨の不快感を評価しました。その結果、スウェーデン式フォームベッドが最も好まれ、起床時の痛みが最も軽減されたと報告されています。
既存のマットレスを改善する方法
新しいマットレスが予算に合わない場合、古いマットレスの寿命を延ばす工夫が有効です。ボックススプリングとマットレスの間に合板を敷くと、土台が固くなり約3か月間サポート力が向上します。あるいは、手動ポンプで空気を入れられるインサート型のサポート装置を使用すれば、凹みや支えの弱い部分を埋めることができます。もっと手軽にしたい場合は、ベッド下にエアマットレスを敷き、適度に膨らませる方法もあります(定期的な再充填が必要です)。逆にマットレスが硬すぎて背中が痛む場合は、2インチ(約5cm)のフォームパッドを上に敷くと柔らかさが加わります。
どの方法を選んでも、同じ場所で寝続けると凹みができやすくなるため、3か月に1回はマットレスの向きを変えて使用しましょう。
枕の選び方
朝起きたときに背中や首が痛む場合は、枕の見直しが効果的です。頭を置いたときに首と背骨が一直線になるような高さと硬さの枕を選び、内部の素材がへたったら早めに交換しましょう。
