神経が圧迫されたときのカイロプラクティック治療法
神経の圧迫(ピンチド・ニューロ)は、脊椎のズレ(脊椎亜脱臼)によって背骨がずれ、該当部位の神経に圧力がかかることで起こります。痛みの程度は軽度から日常生活に支障をきたすほど重度まで様々です。多くの場合、背骨の調整を中心としたカイロプラクティック手技で改善が期待できます。
屈曲・牽引法(Flexion/Distraction)
背部の神経が圧迫されたときの非外科的治療法の一つが屈曲・牽引です。専用のテーブルを使用し、患者の背骨を曲げ伸ばししながらカイロプラクターが優しい圧力を加えて椎間板を分離・減圧します。関節や椎間板への圧迫が軽減され、痛みが和らぎ回復が促進されます。
マッケンジー法(McKenzie Method)
ニュージーランドの理学療法士ロビン・マッケンジーが考案したマッケンジー法は、首や背中の特定のエクササイズで椎間板を伸ばし形状を整える治療プロトコルです。最初の数回はカイロプラクターの指導のもとで行い、その後は自宅でのセルフエクササイズを指導します。痛みを完全に消すわけではなく、痛みの中心を一箇所に集めて管理しやすくすることが目的です。
干渉電流療法(Interferential Current Therapy)
干渉電流療法は、低周波の電流を痛みの強い部位に送ることで筋肉や神経の治癒を促す方法です。電流は体内でエンドルフィン(自然な鎮痛物質)の分泌を刺激し、痛みを緩和します。針を使用した治療に抵抗がある患者や、従来の調整だけで効果が得られなかったケースに有効な代替手段です。
