軽度の膵炎の症状

膵炎は、胃の後ろに位置し、インスリンやグルカゴン、消化酵素を分泌する膵臓の炎症です。急性膵炎は胆石が原因の場合、緊急治療が必要になることがありますが、軽度の症状は急性・慢性どちらにも見られ、数時間から数日で消えることがあります。以下の症状が数日以上続く場合は、医師の診察を受けてください。

腹痛

急性膵炎では激しい腹部痛が典型的ですが、軽度の場合は上腹部に数時間~数日続く鈍い痛みが現れることがあります。アルコール摂取や脂肪分の多い食事で痛みが悪化する場合は要注意です。痛みがなくても膵臓の機能障害が進行している可能性があります。

腫れと圧痛

膵炎に伴い、腹部が腫れ、触れると痛みを感じることがあります。背中への放散痛がない場合でも、他の症状と併せて現れたら警戒サインです。

吐き気・嘔吐

抗酸剤で改善しない吐き気が続き、嘔吐にまで至る場合は、食事が原因ではない可能性が高いです。膵炎の治療として、数日間固形食を控えることがあります。症状が改善すれば、膵臓の関与を疑う診断検査を受けるとよいでしょう。

体重減少

膵臓がインスリンや消化酵素を十分に分泌できないと、食べ物の消化吸収が阻害され、体重が減少します。脂肪便(脂肪が多く含まれる便)もよく見られるサインです。

発熱・寒気・倦怠感

強いだるさに加えて、発熱や寒気、めまい・失神感がある場合は、膵機能不全が疑われます。特に他の症状と併発すると注意が必要です。

治療

軽度の膵炎は自然に回復することもありますが、放置すると重篤化し致命的になることがあります。軽症例では食事制限や酵素サプリメントで対処し、胆管閉塞や胆石が原因の場合は外科的処置が検討されます。

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