腰部牽引のやり方
腰椎と神経の基礎知識
腰椎は5つの椎骨から構成され、各側面から脊髄神経が分岐します。各椎骨の間には椎間板があり、骨同士が擦れ合うのを防いでいます。関節炎や椎間板ヘルニアにより神経が圧迫されることがあります。圧迫されると、背中の痛み、圧迫側の脚への痛み、しびれ・うずき、脚の筋力低下などの症状が現れます。腰部牽引は空気圧を利用して背骨を伸ばし、神経への圧迫を軽減します。
必要なもの
- 家庭用腰部牽引装置
- 時計またはストップウォッチ
- 枕
手順
機器の使い方に慣れておきましょう。機器は上半身を固定する2本のベルトと、下部が横方向に動くプラットフォームで構成されています。空気圧で下部が動き、腰椎に牽引力がかかります。平らで硬い場所に機器を仰向けに置き、ベルトを左右に広げ、ハンドポンプを利き手側に置きます。
膝と手をついた姿勢(四つん這い)で機器の横に立ち、ゆっくり回転して座ります。腰帯の高さに合わせて座り、膝の下に枕を置いて仰向けになります。
下部ベルトを腰に回し、上部ベルトを胸にかけます。ベルトは指一本が入る程度の締め具合にします。
ハンドポンプを "ポンプ" 位置に回し、少しずつ空気を入れます。腰の後部に伸びを感じるまで続けますが、痛みが出るまで伸ばさないでください。空気を抜くときは "リリース" 位置に回します。所望の張力に達したら "ホールド" 位置に固定します。
15分間その状態を保ち、終了したら圧を抜きベルトを外します。その後、数分間仰向けに横たわり、立ち上がります。
