タスクチェアのエルゴノミック基準
オフィスワーカーは平均で週5日、1日7〜8時間、コンピュータの前に座っています。多くはタスクチェアと呼ばれる椅子を使用します。標準的なエルゴノミックタスクチェアは、背もたれ・座面・アームレストが可動し、様々な体型に対応できるよう設計されています。使用者は腰の位置や高さ、脚の快適さに合わせて調整でき、背中・腕・脚・首のサポートやクッション性は、反復性ストレス障害(RSI)の予防に役立ちます。
標準エルゴノミックタスクチェアの座面高さと奥行き
座面が高すぎたり低すぎたりすると、首や背中に負担がかかり、作業効率が低下します。エルゴノミックチェアは上下に調整でき、座った状態で膝の後ろと椅子の前面の間に2〜4インチ(約5〜10cm)の余裕があることが理想です。
背もたれのサポートと高さ調整
AllBusiness Office Solutionsによると、男性は背もたれに寄りかかる傾向が強く、女性は背筋を伸ばして座ることが多いそうです。そのため、背もたれは低位・中位・高位の3段階で調整でき、男女双方の背中をしっかりサポートできる設計が求められます。
アームレストの標準仕様
アームレストは、可動式キーボードトレイを備えたデスクでも使用できるよう調整可能であるべきです。作業中にアームレストが邪魔にならず、キーボード操作が快適に行える位置に設定します。
OSHA(米国労働安全衛生局)の推奨項目
OSHAの産業関係部門は、適切なタスクチェアの基準として以下を挙げています。「足が床またはフットレストにしっかりと届き、膝は腰よりやや低い位置にあること。背もたれのカーブが腰椎の最も深い部分に合致していること。背もたれは直立かやや後傾し、快適さを確保できること。アームレストは肘が自然に下がる位置で、肩がリラックスした状態であること。」
